NSK主催の大会実績

第7回福岡市公民館交流健康麻雀大会

開催日時:令和7年5月25日日曜日

会場:福岡市立中央体育館 参加者:202名

チーム戦優勝:福岡市南区西花畑公民館 小林正基・古賀幸晴ペア

準優勝:市政だより参加 横坂勝行・岡部安正ペア

3 位:那珂公民館 平井久美子・別府ひとみペア

個人戦優勝:小林正基 準優勝:宮川信宏 3 位:駒井賢吾

初級の部優勝:中村親良 準優勝:佐藤恵美 3位:松田博子

健康麻雀大会の幕開け
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2025年5月25日(日)。前日の雨が嘘のように晴れ渡り、福岡市立中央体育館は“麻雀日和”の朝を迎えた。午前8時半、スタッフたちが駐車場に集合。荷台には麻雀卓や牌、スコアシートなど、準備の道具が整然と並び、その出番を待っていた。 受付の30分前から、参加者が続々と到着。静かに集中する人、談笑する人—体育館前には、期待と緊張が入り混じった空気が漂っていた。 第7回「福岡市公民館(サークル・同好会)交流健康麻雀大会」には、過去最多となる202名が参加。市内30以上の公民館に加え、カルチャーセンター、麻雀サークル、麻雀店代表、市政だよりを見た一般参加者も集い、麻雀を通じた“まちのつながり”が広がっている。また、福岡でのこども麻雀教室の広がりにより、NSK健康麻雀大会として初めて小学生2名と中学生1名が参加した。
開会式
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開会式では、福岡市議会議員・篠原たつや様が登壇。「麻雀は将棋や囲碁と並ぶ、シニア世代の頭脳スポーツ」と語り、温かな拍手が起こった。続いて、全国麻雀業組合 総連合会 副理事長・小正英雄氏が「今日は全員が一位を目指して楽しんでください」と呼びかけ、笑顔が広がった。日本プロ麻雀連盟九州本部長・中村政時氏は、7月に日本で開催される世界大会が健康麻雀ルールで行われることに触れ、「私たちの麻雀が世界とつながっている」と語った。 前回覇者・西長住公民館の小手川さんとおぎのさんがトロフィーを返還し、いよいよ大会が開幕。一回戦前には、NSK代表理事・瀬戸が「人の嫌なことをしない」「アガり批判をしない」といった健康麻雀の心得を丁寧に伝えた。
一回戦、火蓋が切られる。
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静まり返った会場に、NSKスタッフ・西村の合図が響く。「それでは、試合開始です!」「よろしくお願いします!」。その声に呼応し、会場に元気な挨拶が広がった。 浜地さん(長住公民館)が「お手柔らかにお願いします」と笑顔で一礼。配牌を手に取り、いよいよ勝負が始まる。最初に「ポン!」の声を上げたのは、脇田さん(くつわ虫)。場の空気が一段と引き締まる。 今大会初のアガリは、緒方さん(長丘公民館)。300・500を決めると、周囲から自然と拍手が起きた。勝敗を超えて、好プレーを称えるのが健康麻雀の魅力だ。 福田さん(大原公民館)は親でリーチ。マスク越しにも鋭い眼差しが伝わる。開始10分で親満、一発ツモ、表ドラのカンで粘り勝ちなど、各卓で見どころが次々に生まれていた。 中でも注目は、佐藤さん(長丘公民館)。親番で8100オールを決め、大きなリード。隣の卓では、藤沢さん(日佐公民館)が倍満で応戦。火花が散るような展開に会場が沸いた。 「お金を賭けない・お酒を飲まない・たばこを吸わない」—NSK健康麻雀の理念のもと、公民館で育まれた日常の麻雀が、この特別な一日でひときわ輝いていた。
二回戦、熱気ふたたび。
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2回戦は、一回戦以上に元気な「よろしくお願いします!」の声でスタート。緊張がほぐれ、初級部門では笑顔や会話が増え、和やかな雰囲気の中にも真剣さが光る。 相手のリーチに対し、真剣な眼差しを向ける日高さん(高宮公民館)。静かな集中が、卓全体を引き締めていた。 そんな中、初級部門では「すみません」の声。リーチがかかっていなければスタッフにアドバイスを求められるのが、この大会の特色。麻雀に自信がなくても安心して楽しめる—NSKの願いが息づく瞬間だった。 勝負どころでは、田尻さん(箱崎公民館)が親でリーチ後「ロン!」。リーチ・ドラドラの7,700点に、放銃した中津さん(原公民館)が「くう〜っ!」と悔しがる。悔しさもまた、麻雀の醍醐味。 西村くん(小学生)が見事なハネマンをアガり、周囲から拍手が湧いた。
大三元!
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注目の一打は、小柳さん(別府公民館)。メンタンピン一発ツモ、ドラ付きのハネマン。三色同順は逃したが、基本に忠実な美しいアガりに「きれいねえ」と感嘆の声が上がる。 会場をざわつかせたのは、松田さん(ドラいち)の「キャー、ツモりました!」。開かれた手は、役満「大三元」。同卓者からは「写真、写真!」と歓声が上がった。 一方で、開始40分目でようやく初アガりの卓もあり、麻雀の奥深さを実感させられる展開も。2回戦は笑顔と緊張感が交錯する時間となった。
三回戦、勝負の行方。
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最終戦を前に、会場の空気は一層引き締まっていた。「ラスト、悔いなくいきましょう!」そんな声かけにうなずく参加者たち。最後の60分間にすべてを懸ける時間が始まった。 井上さん(大池公民館)が親番で落ち着いた打ち回しを見せ、4000オールを決めて一歩抜け出す。 続いて、大丸さん(原公民館)が、メンタンピン・ドラ3・裏3という強烈なハネマン。卓全体が息をのむ。 そして、注目を集めたのが吉田さん(宗像ユリックス)。静かに牌を並べ、なんと四暗刻単騎をテンパイ。「来るか…?」スタッフも見守るなか、惜しくもアガりには届かず。終局後、吉田さんはスタッフと目を合わせて悔しそうに笑った。あと一牌が届かない、そんな悔しさもまた麻雀の深さである。 60分打ち切りの短い最終戦。あっという間のようで、ひとつひとつの手には、参加者たちの思いや駆け引きが詰まっていた。果たして、後悔のない一日になっただろうか。麻雀とは、常に裏目との戦いであり、時に思い通りにいかないものだ。それでも、今日という一日、最も「選択を間違えなかった人」に、勝利の女神は微笑む。
ちょっと一休み
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スコア集計を待つ束の間、協賛のマニュライフ生命保険株式会社様より参加賞が手渡され、福岡県レクリエーション協会のインストラクターによる体操とゲームも実施。どちらも「健康」をテーマに活動する団体ならではのひとときとなった。 初級部門の優勝は中村さん(一般)。全3回戦で安定してプラスを積み上げ、堂々の栄冠。今後は中・上級者部門への挑戦にも期待がかかる。
結果発表、栄冠を手にしたのは
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そして、中・上級者部門の個人戦で優勝を飾ったのは、小林さん(西花畑公民館)。トータル+120.3ポイントという圧巻の成績で、見事な逆転優勝を果たした。特に3回戦では、発・トイトイ・三色同刻・ドラ3の倍満をアガり、会場がどよめいた。その直後には四暗刻のテンパイにもこぎつけるなど、まさに勢いに乗った一日だった。2位の宮川さん(東光公民館)、3位の駒井さん(青葉公民館)は、いずれも全3回戦で堅実にプラスを重ねたが、あと一歩及ばなかった。悔しさはあるものの、胸を張ってよい戦いぶりだった。 チーム戦の優勝は、小林さんと古賀さんによる西花畑公民館ペア。合計ポイントで他チームと50ポイント差と圧倒し、会場にはストレッチでほぐされた両手いっぱいの拍手が響き渡った。 普段の公民館とは異なる緊張感の中、互いをたたえ合いながら戦った一日。全員で記念撮影を行い、笑顔あふれる大会は温かな余韻を残して幕を閉じた。
NSKが目指す健康麻雀
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健康麻雀は、年齢や性別、体力に関係なく、誰もが無理なく楽しめる生涯スポーツ。特別な道具がなくても、卓を囲めば自然と笑顔が生まれ、人とのつながりが育まれていく—それが麻雀の魅力だ。 私たちNSKは、地域の公民館やいこいの家、カルチャー教室などでの時間が、生きがいや社会参加のきっかけになると信じている。週に一度の麻雀が外出や交流の機会となり、暮らしに張りをもたらす。その積み重ねが、健康につながっていく。 また、牌をつまむ動きや思考、声に出して進める対局は五感を刺激し、認知症予防や心の健康にも効果が期待されている。
麻雀のすすめ
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近年では、麻雀が「健全な頭脳スポーツ」として再評価され、ねんりんピック正式種目化や若年層・女性プレイヤーの増加、世界大会開催など、世代や国を超えた広がりを見せている。 私たち一般社団法人NSK健康麻雀九州は、誰もが安心して楽しめる麻雀の場づくりを目指している。大会や教室で生まれるつながりが、日々を豊かにし、地域に笑顔を広げていく—それが私たちの願いだ。 これからも麻雀を愛する皆さまと共に、この素晴らしいゲームの価値を分かち合い、健康麻雀の文化を育んでいきたい。